釣行者: | ゲン・菅野 |
対象魚: | 渓魚(いわな/やまめ) |
さて、イワナを求めて、東北遠征の2日目です。
昨年までイマイチだった岩手の沢ですが、先月の釣行で見事に復活していることが確認されました。
年々釣れなくなっていくポイントが多い中で、このヤブ沢のポテンシャルの高さには恐れ入ります。 |
いつもの堰堤
もうおなじみになりました、いつもの堰堤です。
ヤブ沢にしては大場所のたぐいになりますが、アタらなくなってしまいました。
さすがに、サカナに読まれてるかも。
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ではヤブへ
奥から手前に本流が流れていますが、左側から土管を伝って、別な沢の水が合流しています。
いづれにしても、合流点というのは良いポイントになりがちです。
さっそく探ってみましょう。
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イワナだ!
今回の遠征で初となるイワナです。
いかにもイワナらしい体型と模様で、力強い引きを楽しませてくれました。
おおよそ25センチぐらいでしょうか。
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カーブ
いかにも、というカーブが作り出す落ち込みです。
ここでもガツっとアタったのですが、油断してたこともあってバラしてしまいました。
残念無念...
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田んぼわき
左上のほうに見えるのが、たわわに実った田んぼです。
数年前は、このあたりはひどいヤブだったのですが、最近は開けた感じになっていてとても釣りやすいです。
田んぼと沢の間がきれいに草刈りされているのがわかりますね。
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で、ヤマメ
青少年サイズでしたが、きれいなヤマメです。
「もう、何すんだよー」っと、
にらまれてしまいましたので、即行でリリースしました。
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あう、ヨダレが...
絵に描いたような好ポイントですね。
白泡の中に仕掛けを投入し、流れに任せてエサを躍らせます。
このような場所では、これといったテクニックは不要です。
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すると、
来ましたね、地味な色合いのイワナ君です。
顔がまだ子供っぽい感じで、やんちゃ盛りといったところでしょうか。
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根元の流れ
このあたりは、ヤブの中の雑木林という、日中でも薄暗い流れです。
ちょっと流速が速そうですが、根元のスジを流してみます。
もちろん、ヤマメ狙いですよね。
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じゃーん!
すごい引きだったので、想定どおりのヤマメか!、と思いましたが、型の良いイワナでした。
腹がデップリしている割には、なぜかスマートに見えますね。
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イチ押しの落ち込み
ここは、先月の釣行で、大●名人が良型ヤマメをあげたポイントです。
大きな岩が深ーいエグレを作っています。
じゃ、流してみるか...
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良型ヤマメ!
もう、どうしようかと思うほどの引きを楽しませてくれたのが、このヤマメです。
この日一番の大物、28センチ級です。
もう、今にも産卵しそうなくらいに腹が膨れたメスでした。
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で、よく見ると
その、釣れたヤマメをリリースしようとして気づいたのですが、どうやら一度釣られて、しかもイトがグルングルンに巻きついてしまった経験がありそうな固体でした。
でも、リリースされて無事に成長し、抱卵するところまで来たんですね。
人工呼吸ののち、もとの棲家にお帰りいただきました。
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道路際の落ち込み
はい、だいたいいつも、ここで納竿とします。
この先も沢は続くのですが、ヤブがキツくなるのと、釣れるサカナが小さくなるので、
あえてヤる必要もないかと。
じゃ、最後の振り込みです。
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締めもヤマメ
最後に来てくれたのもヤマメでした。なぜか今年はヤマメが多いですね。
ヤマメが増えた原因は、東北地方で今年に入って相次いだ大地震の影響だと思っています。
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お持ち帰り
基本的にはリリース前提の遠征でしたが、2日間でキープしたのがこれだけです。
秋田のヤマメが食欲旺盛だったために、ほとんどがハリを呑み込んでしまって、リリースができませんでした。
来年はもうちょっとテクニックを磨いて挑戦しますか。
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いちおう、これで2008年の渓流は終了です。
今年はたくさんの渓魚を釣りましたが、「ルアーでの釣果がゼロ」という、ある意味画期的なシーズンでした。
はたして、来年はどういった方向に行くのでしょうか?? |
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